佐賀平野の秋の風物詩、”佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 2025” が10/30~11/3の日程で開催されました。

今年は現地へ行く機会はありませんでしたが、このところ強風の日が続いていたので、飛行の条件は良くなかったかも知れません。恐らく競技の多くが中止となったのではないでしょうか?
この催し、1980年に14機の参加でスタートし、今年で46回目(コロナ中止の為実質45回)。
よくぞ続けたものだと感心します。私が20代半ばに始まった頃には、「何かやってるみたいだけど、どうせ2・3年で終わりになるよね」なんて冷ややかな見方もありましたが、あにはからんや、今や佐賀を代表するビッグイベントへと成長したとは驚きです。
カメラが趣味だった亡き父は、暗いうちから撮影のためによく出かけていたようで、実家にはトロフィーもいくつか残されています。
記録によると、昨年は127機が参加、今年も思い思いのバルーンが佐賀平野の秋空を彩ったことでしょう。
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バルーンと言えばです。
もう10年程前の話ですが、当時大学のバルーンサークルに所属していた息子の計らいで、奥さんと共に飛行体験をしました。
よくイベントで見かける、紐で繋がれて50m程しか上がれない ”係留飛行” ではありませんよ、本当に飛ぶのです。
ではその様子を。

バーナーから熱い空気を送り込みます。

大きく膨らんで立ち上がると。

スーッと言う感じで滑るように浮き上がります。
(低空では自分の影がくっきりと付いて来ます。)

仲間のバルーンを下に見ながら徐々に上昇。

本日の最高高度付近、高度1517フィート(462m)を飛行中。


乗っている籠の下には何もないのですが、不思議に怖さはありません。
カメラを落としたら大変なことになる。そう思うと緊張しましたね。

眼下を走るサポートカーと連絡を取り合いながら、チームワークで飛行します。

無事着陸。
着地可能な場所を探し、風を読んでそこにバルーンを導く高度な技術が求められます。
快晴の下、素晴らしいパイロットの操縦で快適な空中散歩を楽しむことができました。
全く得難い経験、そこは息子に感謝です。!(^^)!