春のバラ達が咲き誇っていました。
ここ ”石橋文化センターは ブリヂストンの創業者 ”石橋正二郎氏” によって建設され「世の人々の楽しみと幸福の為に」という言葉と共に1956年に久留米市に寄贈されました。
当時より現在に至るまで、市民に深く愛され、文化芸術の拠点として、かけがえのない存在となっています。
かつては、当地出身の画家である青木繁の ”海の幸” や ”わだつみのいろこの宮” といった名作を園内の美術館にて間近に鑑賞できたのですが、現在は東京のアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)へ移されてしまったのは残念の極みであります。
より多くの人々の目に触れるという意味では正しいのかも分からないが、やはり市民感情的には残してほしかったというのが正直な気持ちですね。
-海の幸-
子供の頃、祖父母の家にこの絵の写真が飾ってあり、何だか怖い思いで見上げていた記憶があります。
因みに、社名のブリヂストンは石橋(ストーン・ブリッヂ)を逆にしたってことです。
この季節、新緑をまとった木々の緑のグラデーションが一際見事です。
併設の美術館、音楽ホール、図書館等と共に園内は花や緑に溢れ、四季折々の風情が人々の心を慰めてくれます。
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さて、5月はバラの季節。
色とりどり、大小さまざまなバラが園内所狭しと咲き競っており、好天にも恵まれて最高の一時を過ごすことができました。
平日の午後でしたので、来場者は引率された園児達を除けば、ほぼ9割が定年後のジジ・ババといった感じでしたが、中にはでっかいカメラを抱えた人たちも多く、思い思いにレンズを向けていました。
私も負けじと?スマホでパチリ。📷
公園は市中に立地するため、隣接する住宅からはバラ園が一望なんですよね。
あ~羨ましい!