長年放置状態の柿の木ですが、今年は収穫しようと先ずは剪定です。
実は昨年剪定時に、普通の剪定バサミを使って、伸びに伸びた枝をガムシャラに切りまくったのが災いし、右手の指を伸ばすのに難儀するようになりました。
以来、長時間のカット作業ができなくなり、今年は新戦力の投入です。
Kebtec KT933 例によってアマゾン、17,999円也。
三兄弟の末弟(他に、より強力な KT E-35 、KT940 の兄貴分あり)で、バッテリーは1個しか付属しませんが、家庭果樹園には充分な機能と持続時間です。
早速??な所発見。
電源スィッチとバッテリー残量表示のプレートが外れそうです。
う~んん、いつもながらの大陸品質なので別に驚きはしませんが---。
まあ、使えれば良いってことで。(-_-;)
次はこのモデルの ”売り” であり、今回選択のポイントでもありますが、
引き金の引き具合に対応して刃の閉じる角度が変化します。
この手の鋏では、引き金は単なるスィッチのタイプが多く、閉じるか開くかの状態しか選べないので、途中で刃を止めることができないのですが、その点こいつは偉い!
より安全性が高いと思いますし、実際に使ってみると、例えば2番目の芽の真上で切るといった感じで、ある特定の場所を微妙に狙ってカットする場合に重宝します。
肝心の切れ味に関しては ”凄い” の一言です。まるで豆腐でも切ってる感覚。
何のためらいもなく、スパスパって感じです。いやー怖いですね。
余程注意しないと、指は愚か下手をすれば手首だって一瞬で落とせますわ!
絶対に刃の方に左手を出さないように注意注意ですね。
柿の木がノッポなので、延長ポールも購入しました。
こちらは、Kebtec のオンラインストアの方が安かったので、アマゾンさんごめんね。
ここでまたまた??な所発見。
延長ポール先端に鋏をセットしてマジックテープを巻くのですが、これが電源スィッチに接触しており、作業中に釦が押されて頻繁に動かなくなります。その度にスィッチを押し直さなければならず、いい加減イライラしてテープを ”ゆるゆる” に縛り直しました。
鋏自体は、取り付けたらカチッとロックが掛かり、ロック解除釦を押さないと外れない構造なので、このマジックテープは万一の場合の安全対策でしょうが、だったらスィッチ釦を数ミリ沈めるなり、釦周囲を縁取るなり、テープが当たらないように普通は配慮すると思うけど、多分テープで止めると決めた人は実際には使ってみてはいないのでしょうね。
それから、ポールに取付後は手元側(画像右側)の引き金で刃を開閉します。この際は比例制御されず、ON-OFF (閉-開) のみの操作となりまが、狙い定めて切る状況ではないので不都合はありません。
延長ポールは1.7~2.4m間で長さ調整が可能ですが、1.7mでも先端がメチャクチャ重いです。
鋏自体は1kg程度と軽量で、単体での使用中は全く重さを感じないで済みますが、一旦ポールに取り付けると、まるで別人のようです。
筋トレのつもりで使うしかありませんが、それでも脚立が不要となれば、安全性も考慮しメリットは大きと思います。
脚立なしで、かなり上の枝も落とせます。(きついけど)
これ以上は途中迄木に登って切りました。
かなりの数を切りましたが、当然ながら指の痛みは悪化することもなく、楽楽でしたね。
便利な物が有るもんだ。早いこと仲間にしとけば良かったw。
くれぐれも ”ご安全に” ですがね。
右側の画像、
三脚に据えたカメラのセルフタイマーが10秒なので、大急ぎで上迄駆け上がりましたよ~。
セーフ (^-^;