騙し騙し使っていたプリンターを入れ替えました。
長い間、同じCanonの TS8130 というモデルを使ってきました。
印刷頻度が低いこともあって頻繁にヘッドが目詰まりを起こすようになり、
その度に分解してはヘッド部分の清掃を行って何とか使える状態を維持してきたのですが---。
いつもウォッチしているサイトにセールのお知らせを発見し早速チェック。
決めたのが左側の TS6730(¥15,980)
(25年程前に当時 "バブルジェットプリンター” と呼ばれていたCanonのモノクロプリンターを16・7万円で購入したのを思い出すと、正に隔世の感ですね)
右側の姉妹機 TS6630の頭の部分が分厚くなっています。
この部分にADFと呼ばれる、スキャナやコピー時の原稿を連続して取り込む機構(事務所のコピー機によく付いてるやつ)が付属しているらしい。
連続でコピーなどしない私にとっては無用の長物なのですが、”OCNオンラインショップ” のセール価格を比較したら、ADFなしの TS6630との価格差は僅か 623円でしたので、
自販機で飲み物を選ぶ時に、値段が大して変わらないなら大容量のボトルを選ぶノリで高い方選んじゃいましたよ。💦
実はこのプリンター、カラー3色に黒を加えた4色(黒は色ではないので本当は3色と称すべき)の仕様です。
しかもカラーインクは3色一体型なので、無くなった色インクだけの交換ができません。片べりした場合には他の色が残っていてもそれで終了となるわけです。
更にこちらのインクはヘッド一体型なので、目詰まりを起こしたとしてもインクタンクを交換すれば、ヘッドも同時に新品になる点は良いのですが、その分インクの価格が高いので、さらに印刷コストを押し上げます。(本体を安く売ることに主眼を置いたモデルなのでしょうがない)
プリンタ選びでは高品位な写真印刷と経済性に拘って、6色独立インクであることをマストの条件としてきましたが、今更A4サイズの写真用紙に印刷することも滅多にないし、年賀状印刷からも卒業し印刷頻度は益々低くなると考え、私はこれで充分としましたが、カラー印刷する機会が多いなら、やはり独立インクタンク式を選びたいところです。
尤も、私は今まで同様純正インクではなく、庶民のお約束 ”詰め替え用のインチキ品” で済ませよるつもりなので、インク代はある程度抑えられるでしょうし、
仮にそのことで動作に不調が生じても、再びインクを純正品に戻せば何事もなかったことになるので心配無用です。
一方良い点も有ります。これまでのモデルもWi-Fiに対応しており、1FのノートPCから無線で印刷できたのですが、プリンターの電源が自動でONできないため、結局2Fに置いてあるプリンターの場所に来る必要があり無線の意味がありませんでした。でも新しいのは電源も遠隔でONできるので、これは進歩ですね。
しかし良く言われることですが、プリンター安く売って、高いインク代で稼ぐやり方は止めてもらいたいです。(端末は安く売っといて通信料で儲けようとか、本体安いと思ったら、替えブラシがメチャクチャ高価な電動歯ブラシなどと同じ収益構造)
本機のように純正インク2回交換した時点で本体価格を超えるというのは、いくら何でも魂胆が分かりやす過ぎやしませんか?
いつもは購入前にあれこれ思案するのが楽しみな筈の私ですが、珍しく今回は1日で決定でした。
まあ、不調を我慢で使い続けていた間が超~長かったですがね。(一一")
PS. 実はこの後思わぬトラブルが待っていたのですが---。
それは次回のお楽しみ。(-_-;)