ノンキーjr.の好いとっと

”好いとっと” とは ”好きなのよ” これからも好きなことい~っぱいあるといいな。(Livedoor Blogから引っ越してきました)

【コーヒー豆の焙煎機】を使ってみたら良かったよ♪/カフェプロ MR-F60A

まともに味比べもできないくせに意味が有るのかとも思いましたが、
こんな便利な物があることを知って買ってみました。

 

元々コーヒーは焙煎済みの豆を近所のショップで100gづつ購入していました。
味音痴とはいうものの、さすがに焙煎したての美味しさくらいは感じられるので、できるだけ小分けにしていたわけですが、
それも物価高騰の影響で以前は600円程だったのが今では1000円近くに値上がりし、だんだんと足が遠のいていたのです。

 

なのでこのところは、もっぱら ”コスモス” で一番安いインスタントコーヒー¥370で我慢の日々でした。😢

 

数年前に ”ダイソー” で買ったコーヒーの木、「やがて大きくなって実を付けたらコーヒーが飲めるよね」などと妄想していましたが、現在その木もご覧のようなありさまで全くの期待薄状態。

生のコーヒー豆を家庭で焙煎できるらしいことは知っていましたが、加えて ”何でも生豆って安いらしい” との情報が---。
その ”安い”の一言 に 惹かれていざ調べてみると、いろんな器具や方法が存在することも分かり、なかなか奥が深そうです。

 

そもそも美味しいコーヒーを ”安く” 飲みたいということが目的であって、焙煎すること自体に手間暇はかけたくないということで検討の結果辿り着いたのがこれです。

はい。アマゾンでセール価格を待って購入¥31,240 也。
石油ファンヒーターでお馴染みの "ダイニチ工業” の ”カフェプロ MR-F60A” 。
見かけはチョイ無骨ですが、どっしりとした安定感があって好きです。

 

当たりが出れば何か貰えるかもってことなので、”購入者アンケート” にカラーバリエーションを提案しておきました。

 

コーヒーなのでブラウンとか、オリーブがあったら私は絶対にその色だったし、女性には明るい色(今時そんな考えはご法度?)。はたまた蓋は黒のままで本体色違いのツートーンもオッシャレーってなぐあいで。

 

機種選定の過程では ”こちら” も候補に挙がりました。カフェプロとは価格もほぼ同じ、相手はより小型でスタイリッシュに見えます。
で、何が決め手になったかと言いますと。ダイニチは Maid in japan なのですよね Hi。もうそれだけで決まりってことでした。
 
Maid in japan の何が良いかって?
開封したらすぐに分かりましたよ。

製品本体や付属品を包むビニール袋を留めているガムテープ、
低粘着のものが使われ、その上剥がし易いように端が折り返されています。
 
さすがに、こういった細かな気遣いは、どこかのお金持ちの国製には決して見られない点ですね。
 
生豆も同じカフェプロの品を購入。

豆にもいろんな種類があって素人には訳が分からないので、取り敢えず一番安かったオリジナル・ブレンドをチョイス。(4種混合らしい ¥2,835/1kg 也)

計量カップ擦切り一杯(60g)が一回の投入量です。
煎り加減を5段階で選んでSTART釦を押すだけで後は出来上がるのを待つだけ。いや~、超簡単簡単。

 

いろいろ調べると、生豆は焙煎前に洗った方が良いとか悪いとか諸説あるようですが、ダイニチのHP.によると、カフェプロの生豆は洗浄後磨き処理がなされているとのことなので、そのまま投入しても問題ないと思います。
コーヒーの生豆など70年生きてきて初めて手に取るのですが、素人目に見ても艶があって綺麗な印象です。

 

豆だけ購入しても送料は無料らしいのでリピート決定です。

稼働中はけっこう大きな音がします。
蓋の部分はロックされずに、ただ本体に乗っかっているだけなので、本体の振動が蓋とのつなぎ目部分で振動して盛大なビビリ音も同時に発生します。
本体自体が発する騒音は音質が低音で気にならないのだが、甲高いビビリ音は何とかならないものか。

 

然しものMaid in japanにも使い心地的にはまだ改善の余地がありそうです。

 

蓋上部の覗き窓から焙煎中の豆の色が変化するのを見ていたら約25分で終了。ちゃんと冷やして出来上がりなので、もう熱くはありません。

一番上の蓋を開けたらこんな感じ。ピーナッツの薄皮のような物(チャフ)がチャフコンテナ内に一杯溜まっています。
コンテナには目の細かいフィルターがあるので、チャフが外に飛散することはありません。

 

お手軽にフライパンなんかで焙煎しようものならこのチャフの始末が大変そう。考えただけでもゾッとしますね。そんなことならもう二度とやらなかったろうな~。

出来上がったら本体ごと傾けて保存容器へ。

煎り加減3でこんな感じに良い色に仕上がりました。

一回の全量です。むらなく煎り上がったように見えます。変な粒も少ないような---。

計量カップ一杯の 生豆 60.5g が ロースト後は 52.0g(86%)に減少しますが逆に嵩は随分増えました。
豆の水分が飛んで膨らむ感じですかね。(右画像の皿に溢れた分が嵩増し分)

 

コーヒー一杯に約10gの豆を使うので、一回の焙煎で5杯飲めるということです。

 

では早速頂くことに。

長年愛用の電動ミルとポット。
毎回豆をミルで挽く時が一番コーヒーの香りを強く感じて幸せな瞬間です。

見て! 見て ‼  こ~んなに ”お饅頭” のように膨らみます。
見るからに美味しそ~う。(*^-^*)

いっただきまーす。

”古真工房” 製のマグカップ、取っ手が猫ちゃんで持ち易いのでお気に入りの一品です。

 

決してプラシーボ効果ではありません。
美味しいです。
お店の味に負けていません。



ここでちょっと損得勘定してみました。

 

生豆 1000g がロースト後は 860g(86%)になることを考慮し、一杯に豆10gを使うとすると。
生豆の値段が ¥2,835/1000g なので コーヒー一杯当たり 33円。

 

対するショップのお値段は ¥1,000/100gなので一杯当たり 100円です。

 

なので自家焙煎だとコーヒー一杯飲む毎に 67円 のお得となり、
仮に毎日二杯飲むとしたら、一日につき 134円 のお得。

 

つまり焙煎機の価格 ¥31,240 は 233日でチャラにできるってことになりますねぇ。(^-^;

 

勿論電気代は別に必要ですが、それでも1年はかからない計算ですよね。

 

これは物価高を生きる貧乏コーヒー愛好家にとっては朗報ではないでしょうか。
(ダイニチからは一銭も頂いていませんので念のため)



最後に気が付いたこと。

 

1:ロースト中にもコーヒーの香りがするのかと思っていたら違いました。 嗅いだことのない独特の甘い感じの香りです。決して嫌な臭いではありません。

 

2:ロースト直後の豆に鼻を近づけてもはぼ無臭なのも意外でした。保存瓶に移して暫く置くと香りがでてきます。なので焙煎直後ではなく、1日位?待って飲んだ方がより薫り高いコーヒーが楽しめるのかもわかりませんね。

 

3:何より、買って良かったってこと。



では皆さん幸せなコーヒーライフを。(^_^)/~