ドラレコとポータブル電源を仮結線して動作状況を検証しました。
安定化電源が車のシガー出力に相当します。
初めに、走行状態(エンジン始動、ACC/シガー出力あり)を想定。
ポータブル電源は充電中、容量32%でドラレコへはUSBより電源供給。(パススルー充電状態)
充電電力28W、ドラレコの消費電力6W(1セットのみ使用)
お次はこちら。
駐車状態(エンジン停止、ACC/シガー出力なし)を想定。
ポータブル電源は充電停止、容量32%でドラレコへはUSBより電源供給。
充電電力0W、ドラレコの消費電力6W(1セットのみ使用)
以上で充放電時の動作に問題のないことが確認できたので、
続いて実装状態を想定してみました。
ポータブル電源のパススルー対応のおかげで、接続自体はいたってシンプルなものです。
(何も考えず、ただ繋いだだけって感じ (-_-;) )
最初の2枚の画像ではドラレコとポータブル電源を、取り敢えずUSBケーブルで接続していますが、
実装に当たっては、上画像のように、当ドラレコ専用の駐車監視ケーブルを使いポータブル電源のシガーソケットから給電する予定です。
このケーブル、駐車監視中にバッテリ電圧が11.8Vに低下するとドラレコへの給電をストップして、バッテリー上がりを防ぐ働きと、車の電圧(12V)をドラレコ用の(5V)に落とす機能を併せ持っています。
注意点として、ACCに接続するケーブル(黄色)を+Bに接続してしまうと、電圧が下がってもカットしません。なので(黄色)はどこにも接続しないように。
今回は駐車監視モードを使わないと言いながら何故このアイテムなのか? ですが。
採用したポータブル電源 ”BougeRV” の仕様で、バッテリー容量を使い切った場合の再充電は、UBC-C端子からのみ可能らしいのです。
つまりDC-IN(車のシガー出力)では充電できないということですね。
となると、バッテリーは完全に使い切らない方がよさそうです。
しかし、実際の使用状態を考えたとき、例えば自宅に帰り着き、車を降りる際にポータブル電源をOFFにすることを忘れそうなんですよね。
常時録画状態なので録画継続し、あくる日乗車時に、バッテリー残量ゼロなんてことが頻発しそうな予感。
(駐車監視不要な場所では、ポータブル電源、もしくはドラレコのスィッチをOFFにする必要があります。)
そんな状況でも、このケーブルを使うことでバッテリーが空になっていなければ、
暫く走行した後に電圧が回復する可能性があり、その後短時間の買い物中の録画程度には対応できるかもしれません。
(実装後、帰宅してポータブル電源のスィッチを切り忘れると、駐車監視ケーブルを使用していても翌日には残量0の表示となりドラレコは起動しませんでした。但し、その状態で少し走ればポータブル電源が充電されて録画が開始されます。なので駐車監視ケーブルの有用性が検証できていない状況です。もしかしたら、直結でも問題ないのかも分かりません。(-_-;))
将来的にはikeepのiZONEを使って自宅駐車場での駐車監視を自動的に停止する(GPSにて位置を把握し、登録した場所ではドラレコへの電源をCUTできるという優れモノらしい)という手もあるのですが、価格が ¥20,000 強と、安くはないので、状況を見極めようと思います。
因みに ”iZONE” と機器間の接続はこんな感じになるのでしょうか?
間違っていたらゴメンナサイ(未検証なの参考にしないように🙇)
どなたか正しい接続方法を教えて頂けたらありがたいです。
駐車監視ケーブルは ”iZONE” の源流側(入力側)に割り込ませるのがBetterですが、ドラレコとの接続や ”iZONE” 自体の動作電圧の関係で、それはNGでしょう。
又、ここを直結してしまうと、バッテリーの12Vがそのまま出力され、ドラレコの動作電圧を超えてしまうことになります。
新たにリレーSWも必要となりそうで、あまりやりたくないですね。
最後に動作シーケンス的なものを。
1:出発~っ(エンジン始動) ⇒ ポータブル電源充電開始
/ドラレコ録画開始
2:お店に到着(エンジン停止) ⇒ ポータブル電源充電停止
/ ドラレコ録画継続
3:お買い物終了(エンジン始動) ⇒ ポータブル電源充電開始
/ドラレコ録画継続
4:帰宅(エンジン停止) ⇒ ポータブル電源充電停止
/ドラレコ録画継続
5:ポータブル電源をOFF ⇒ ドラレコ録画停止
最後にポータブル電源の、電源スィッチを切る所だけが手動操作が必要で、その他は自動的に実行されます。
さあ、残るは実装作業のみ (;^ω^) のはず (;^_^A