このことは”60歳~”に言われるまでも無く年度当初から実施中であるのだが、やはり、いざ給料が無くなって収入源が年金のみとなれば、まず金銭感覚を作り直す必要があり、その為には現状把握が第一と考えた。つまり、年金収入のみで我が家の経済は果たして成り立つのか?と言うことだ。仮に年金収入のみで毎月の収支にゆとりができるのであれば、僅かな蓄えには手を付けることなく将来の病や怪我、災害被害、最後の施設入居費等に備えることが可能となる。
それには先ず、収入支出を全て一つの通帳にまとめてしまい、その残高を監視するのが手っ取り早い。
更に理解を助ける為にExcelにて収支一覧表を作成することとした。これで毎月の収支と累積収支等が一目瞭然となる。つまり累積収支の項が+の状況を維持できていれば先ずは安心と言うことにはなるのであるが------。
現実は、必要な支出は減らせない訳ではあるのだが、収支状況が見える化できれば、倹約へのモチベーションともなるだろうとの期待もある。
(表の見方:年金は二か月に一度の支給であるが、毎月の状況として見たいので、便宜上年金収入は各月に二等分で割り振った。又時に単月の収支が-となった場合に、通帳が残高不足に陥って引き落とし不能となる事態を避ける為、バイアス的意味合いで予め少額の入金をしておいた。尚、表に於ける各セルの数値は適当に入力したサンプル値です。)