2023年に ”クィーンニーナ” の3年生苗を植え付け、昨年は不揃いながら11房を収穫しました。(カラスに2房食べられなかったら13房 😢)
ド素人管理人なので、その都度ユーチューブ先生のご指導を仰ぐのですが、先生が多過ぎて誰が将来恩師となるのか分からない。
結局はいつも、ノンキー流適当な管理になっています。(>_<)
趣味なのでそれで良いのですが、昨年初収穫でメチャメチャ美味しかったので、ついつい欲が出てしまいます。
ブドウ棚は 3m×1.6m のスペースしかありませんが、露地栽培では難しいらしいので、雨除けだけは付けています。
又、地植えではなく、65Lのルートラップポットによる根域制限栽培なので、この棚で採れるのは、せいぜい10房程度が適正と思いますが、現在20房程が育っており、今後ようすを見ながら管理していこうと思います。
今年は、5/19に無核化処理(ジベレリン処理)をしました。
満開後に房をジベレリン液に浸すことで、種無しにすることができます。
処理の回数は、品種がクィーンニーナなので、シャインマスカットに一般的な二回ではなく、フルメット(粒を大きくするお仕事)を加えた一回で終わりにしています。
諸先生のお話を総合すると、一回処理の方が粒は小さいけれど、色づきが良くて糖度も高くなるらしい。
試みに房の半数に二回処理をしてみようとも考えましたが、「一回目から二週間後に二回目を」との時期を逸してしまったので、今年も一回で止めました。
・ジベレリン 25ppm (0.0025%)
・フルメット 10ppm (0.0010%)
調合は、
1L (1000cc=1000000mg) の水にジベレリン錠剤一錠 (25mg含有) を溶かし、そこから300mL (cc) を取った中に、フルメット 3.0mL (0.003mL含有) を入れればそれぞれの濃度です。
ジベレリン錠は安価なので残りは廃棄ですが、フルメットがいい値段するので、使うのは300ccだけにしています。それでも、浸すのはたかだか20房程度なので充分な量です。
現在こんな感じ(無核化処理からの日数)に育っています。
ちなみに次が昨年のようすですが、
比べると今年は肥大が遅いようです。処理の時期がやや早かったような気もします。
今後摘粒等を行って、どこまで大きくなるでしょうか?
処理の適期は、満開から3~5日後らしいのですが、私がノンキー果樹園に来れるのは週に一回程度なので、なかなかタイミングが合いません。花は同時に満開にならないので、結果的に次のような房もできてしまいます。
肥大しない実は処理時にまだ蕾だった箇所、茶色の汚れはジベレリン焼け(薬害)といわれるものか、込み入った場所なのでスレ傷かもですね。色づけば目立たなくなるので気にしない。
ただ、この時期で既に枯れた葉っぱが出だしたのはちょっと問題かも。水は切れていないけどなぁ。
今年はオルガミン(葉に与える肥料)をここまでに三回噴霧しています。病害虫も特に感じないので暫くこのまま見ていきましょう。