指宿=いぶすき とは、なかなか読めませんよね。
鹿児島県本土も最南部に位置する、”指宿温泉” は砂蒸し風呂で有名で、我々九州人なら知らない人はいなでしょうが、初めて目にすれば面食らう読み方でしょうね。
当初計画時点では、”六角精児さんの呑み鉄旅” よろしく新幹線と在来線を乗り継ぐ予定でしたが、 運賃を調べてビックリ仰天。
つまり、奥さんと往復で、¥48,320 なんだと!
これじゃ温泉行くんだか、電車乗りに行くんだか分からんw。 (>_<)
という訳で、マイカーへ変更。
300km、約四時間の行程です。
高速料金が往復 ¥11,260 で、ガソリン代を約 ¥7,000 と見込んでも、電車の4割以下で行ける計算です。
ただ、若い頃には苦もなかった距離ですが、さすがにこの歳となれば少し憂鬱。
しかし、 ¥30,000 が浮かせるとなれば、迷う余地はありません。
🚗
8:30AMに出発し、正午前には鹿児島ICへ到着、そのまま鹿児島中央駅構内での昼食。
駐車場にてふと見たら、お友達かなぁ?それとも縁起の良い数字?
まあ、どうでもいいので先ずは腹ごしらえ。
”ざぼんラーメン” というのがあったので頂きました。
同じ豚骨スープでも、久留米ラーメンとは一味違っていましたよ。
どちらが好きかと言われれば、そりゃ~、でしたがね。
本日のお宿 ”秀水園” へ到着です。
歴史を感じる構えです。スタッフや仲居さんの接客も一級品でした。
ウエルカムドリンク。ビールとマンゴージュース。
指宿温泉は前述のように、浴衣姿のまま、温泉の地熱で温まった海岸の砂の中に生き埋めにされるという、砂蒸し風呂が有名なのですが、今回は館内の大浴場にてゆっくりとくつろぐことにしました。
こちらは翌朝の朝食です。なかなかに豪華ですが、昨晩の夕食は、次々と運ばれるご馳走を食べまくり、お腹がはちきれてしまいましたので、UPできる写真もない状態です。(;^_^A
☔
今回残念だったのは天候。
二日間を通し雨模様でした。晴れていれば雄大な大自然を目の当たりにできたはずでしたが。
それでも、私の心眼にはハッキリと開聞岳の稜線が見えました。
今朝もお腹いっぱいの朝食を頂き、もう二三日は食事は無用と思っていたのに、ちゃんとお昼になるとお腹は空くものでして---。
程よい距離の ”唐船峡” で ”そうめん流し” を食べることにしました。
そうめんは言うに及ばず、鯉こくやニジマスの塩焼きも美味しかったです。
ここは市営の施設ですが、同じような民間のお店も軒を連ねており、合わせればすごいテーブル数と思われますが、それでも夏場は空席待ちとなるらしいです。
🚗
帰路につきました。
途中、左側脇道から飛び出した車を右へ急ハンドルにて接触を回避、反対車線に飛び込んで停車するというハプニングに見舞われました。幸いにも対向車がなく事なきを得ましたが、正面衝突の可能性を思うとゾッとします。
それにしても、飛び出した相手のドライバーのおばさん二人組、窓越しにヘラヘラ顔で「大丈夫ですか?」だと!
---「すみません」だろうが ‼「俺が避けきれてなかったら、お前ら死んでるぞ ‼」(`´) と、今考えると怒鳴りつけてやれば良かったと思いますが、
動転すれば言葉も出ないもんですね。
その後、立ち寄ったコンビニで奥さんが杖を忘れるというおまけまで付きました。(>_<)
🚋
鹿児島市電の軌道敷内には芝生が植えられており、いつ見ても綺麗です。これは大いに誇るべき景観ですね。
危うく難を逃れた旅も、終わりに向けて夕暮れの高速道を北上。
「家の玄関へ入る迄が旅行ですからね」との校長先生のお言葉を思い出しながら。
PS. 杖はローソンが着払いで送ってくれました。